10月18日の日曜日、外出中にお客様から緊急の連絡!
沖縄でのダイビング後ダストキャップを付けずに水中に付けてしまったとのこと。
私のレギュレーターはACD(オートクロジャーデバイス)付きでしょうかと?
ACD付きならファーストステージの中に水は入りません

口頭で説明してもイマイチ良く分からなかったようでしたので、写真を送ってもらいました。
見事にACD付きでした(笑
ダイブマンでオーバーホールしたACD付きレギュレーターなら水の侵入はありません。

この写真は当該お客様のものではありませんが構造は全く一緒です。
ACDはとても便利なものですが、メンテナンスが悪いと水が浸入してきてしまいます。
ダイブマンには毎年相当数のACD付きレギュレーターがオーバーホールにやってきますが、そのうちの2割くらいは内部に水が侵入した形跡があります。
グリスが切れたことによる作動不良が原因で、ACDがちゃんと作動しなくなって水が浸入してきます。
構造は非常に良いので、あとは定期的なメンテナンスをしてあげれば大丈夫です。

ダイブマンでは通常のシリコングリスではなく非常に滑らかで耐久性のあるクリストリューブという潤滑剤を使用してこのトラブルに対処しています。
高価な潤滑剤ですが効果は抜群です!

作動するピンの当たり面と受けのOリングにたっぷり塗ります。

そして組み上げていきます。

トルクレンチできっちり締めて完了です。
これで当分ACD機構からの水漏れはありません。

お客様には見えないところですが、こういう場所にも細心の注意を払ってトラブルを未然に防止しています。

ACDも過信せず適度な間隔でメンテナンスしてくださいね!



