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スキューバプロ MK10/G250 のオーバーホール!

こんにちはダイブマンの楠本です
今日は古~いレギュレーターが入ってきました。
往年の名機スキューバプロのファーストがMK-10(マークテン)
セカンドがG250です

最後にオーバーホールしたのが1998年7月
(ステッカーは1年後の次回オーバーホールの日付になるので)
24年前ですね!😅

エア通ししてみるとあちこちからエア漏れ(笑)
中のパーツがが完全にイッてます!

で早速オーバーホール!!
MK-10は高圧シートというパーツがもう手に入らないので、日本で
このレギュレーターのメンテナンスを引き受けてくれるところは殆どありません!

時間が経っている割にきれいです。
あまり使っていないのと、前回のオーバーホールをした愛知県のDGMSさんの腕の良さですね!!
要所要所にきちっとグリスが塗布してあり
次回バラすときに問題なくオーバーホールできるように配慮しながら作業されています。
各部の締め付けテンションも絶妙でした。
上手いオーバーホール屋さんは締め付けトルクが非常に弱い
でも絶対に緩まないのです!DGMSさん流石です!!

ファーストステージ(高圧シートはピンクのパーツ)

セカンドステージ

ブルーのBAポペットが時代を感じさせます
今は乳白色になってポペットシート(先っちょのゴム)
も単体で交換できるようになっています
次回からは先っちょだけ交換します、¥400です(笑)

BAポペット、上が古いもの、下が現行品!どんどん良くなってきています

しっかり超音波洗浄して組み上げ
ヨークリテーナーはトルクレンチを使って既定のトルクで締め付け!

セカンドもOリングとBAポペットを交換して組み上げます

最後にBAポペットに接触しているオリフィスの調整をして
フリーフローせずに呼吸しやすい位置に調整します。
この時フリーフロー圧と初動抵抗値を測定します

MK-10は頑丈で流量も多く、G250は呼吸抵抗の少ない良いセカンドです
往年の名機がオーバーホールによって蘇りました!
持ち主はきっとそれなりの年齢の方なんでしょうけど
このレギュレーターでダイビング楽しんで下さいね!!

 

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